理論と実践で学ぶHoudini -SOP&VEX編- 第5章
tak-emi.hatenablog.jp こちらの書籍の読書メモです。
バージョン違いによる変更点などもメモしています。
他の章はこちら。
- 第1章 Houdiniとは
- 第2章 ポイント・頂点・プリミティブ
- 第3章 最初に作成するシーン
- 第4章 数学&力学
- 第5章 VEX(この記事)
第5章も読み物ですね。 変数などプログラム一般の解説から始まって、VEXについて軽く説明されています。 プログラム初心者向けという印象を受けました。 だからなのかわかりませんが「マルチスレッドに対応しているってどういうこと?」みたいな説明は特に無いようです。
VEXはC/C++がもとになっているとのことなので、私には馴染みやすそうです。
関数一覧が記載されていますが、ちょっと数が多いので細かいバージョン差異は確かめません。 必要になった時調べればよいかと思っています。 VEXに関する公式のドキュメントは以下にありますので、最新の情報はこちらで確認できます。
配列のところを見ていて驚きましたけど、いわゆる index out of bounds
*1 のエラーが無いんですね。
- 範囲を超えた要素を参照すると
0
や""
が返ってくる。 - 範囲を超えた要素に格納すると配列の要素数が自動的に変更される。
とのこと。 エラーにならないの良いかもしれないけど、わかりづらいバグを生みそうで怖いです。
foreachが2個用意されていて、indexが取得できるものがあるというのはうれしいですね。 かゆいところに手が届く感じ。
今回も、バージョン差異などで読み替えが必要なところはありません。
*1: 配列の範囲を超えた参照などでよく出てくるエラー。